interestingな記事を見つけた。ちなみに、英語で"That's interesting..."と言われてもあんまり信用してはいけない。面白くない時でも、"interesting"って言われる場合がある。相手の様子をよーく見ないと本当に面白がっているかどうかは分からない。日本語でも同じだが。
インターネットはマスメディアになるのか?, 2005/04/06, ITMediaどうだろう?インターネットはマスメディアか?ちなみにこれは筑波大学の水野誠さんの文章だそうだ。
2004年のインターネット広告費がラジオ広告費を上回るなど広告主にとってインターネットがマスと同列の存在となりつつあるという印象を受ける。インターネットはマスメディアになれるのか?
消費者はバナー広告をしっかり注視しているわけではないが、周辺知覚なども含め、何らかの形でバナーに接触し、知らず知らずのうちにブランド名を記憶しているということなのです。 だとすると、バナー広告は多くのマス広告と同じように、露出の繰り返しによって認知を形成する役割を果たすものとして、同列に考えることができます(もちろんインターネットのほうが相手を特定し、それに合わせてカスタマイズしやすいという違いがありますが)。なるほど。「バナー広告を知らず知らず覚えている=マスメディア」だそうだ。うーむ。 次にYahoo!のサーチを担当しているDirectorのEckart Walterの記事を見てみよう。
Yahoo wants users to get personal with search, 2004/10/04, ZDNet "The Web is going from mass media to my media, and we're applying the shift to Yahoo Search," Walter said. "This is a first step going in the direction of personal search."全く反対のことを言っている。何が違うのか? インターネットとサーチ 大きな違いは、水野さんはインターネット全体のことを指してマスメディアだと言っている。Yahoo!のEckartはサーチのことを指してマスメディアではなくてマイメディアだと言っている。 私もこれまでインターネットはマスメディアではないと言ってきた。
- インターネットの本質とは, 2003/10/23, エッセンシャル・サーチエンジン
- ポータルサイトの未来, 2003/12/16, エッセンシャル・サーチエンジン
- AdSenseとパーソナルメディア, 2004/01/14, エッセンシャル・サーチエンジン
- ウェブはパーソナルメディア, 2004/04/16, エッセンシャル・サーチエンジン
- マイメディアの中核をなすサーチ(他、パーソナルツール)
- マスメディアとなりうる滞在時間型コンテンツ
コメント