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2005年8 月26日 (金)

ヤフーユーザーとカテゴリサーチ、ウェブサーチ、Long Tail

現在のヤフーはカテゴリおよび登録サイトの検索結果をメインで提供している。しかし登録サイトにマッチしなければ自然にページ(ウェブサーチ)を出すようになっている。まとめると次のようになる。

  • カテゴリ名や登録サイト(20件以上)にマッチする場合 - (例)ゴルフ
    1. カテゴリ
    2. 登録サイト

  • カテゴリ名や登録サイト(20件以下)にマッチする場合 - (例)ヨドバシカメラ
    1. カテゴリ
    2. 登録サイト
    3. ページ

  • ページだけにマッチする場合 - (例)yahoo search technology
    1. ページ
     
カテゴリ、登録サイトはページの上に出るようになっているが、クエリーによってはページ検索の結果がすぐに表示される。 例えば、クエリーが"yahoo search technology"の場合は3語から成り立っているが、このようにクエリーが複数語の場合にはページ検索になる場合が多い。あるいは"MP-33"のような珍しい言葉を入れても、ページ検索になる。

ヤフーユーザーの特性はどうか?

ではヤフーユーザーのクエリーはどのような特性を持つのだろうか?Googleと違って初心者が多いから、クエリーも限定されるのであろうか?

「そんなはずはない。検索は一人一人全く違うはずだ。」と検索に携わったことのある人ならすぐに思うだろう。

最近、講演の機会があるたびにヤフーのクエリーの分布を見せるのだが、きれいな Long Tail になっている。そう、ヤフーユーザーのクエリーだって一人一人全く違うのだ。当たり前の話だ。ユニークユーザーが一番多いのだから、一番長いLong Tail と言って良いだろう。

ウェブサーチは一人一人の質問に答えるサービス

ヤフーはデフォルトの検索結果をウェブサーチに切り替えると昨日言ったが、これはサーチの本質を考えれば極めて自然な行動である。なんと言ってもクエリーがほとんど全部違うのだ。

登録サイトの数は数十万単位。ウェブサーチのインデクスは億単位だ。ヤフーのサーチのユーザーは数十万どころではない。もっともっと多い。彼らが一人一人違うものを探している場合に、ウェブサーチの方が有効であるのは明らかである。

また、これまでカテゴリサーチが担っていたようなメジャー・クエリーに対して良い結果を返す点においても、YSTは十分に優秀な答えを返してくれる。

カテゴリの役割

検索がウェブサーチになるといってもカテゴリの役目が無くなるわけではない。カテゴリによって同じようなジャンルに分けられるサイトが一覧して見られる。またページ単位でなく、サイト単位で検索したいというニーズにも答えることが出来る。 人手による選別・分類に安心感を抱く人もいるだろう。

カテゴリの提供はこれまで通り行なっていく。

韓国ではなぜKnowledge Searchなのか

韓国ではKnowledge Searchをデフォルトあるいは上位に出すサーチエンジンが主流だ。これには色々な理由があると思うのだが、一つは韓国語のコンテンツが少ないため(Coverageが少ない)、ウェブサーチしても結果が得られない場合が多いこと。 また、コミュニティー系のサービスに対する参加度合が非常に高いことが上げられるだろう。

サーチして出てこない場合、人に聞けばすぐに回答が付くということだ。そのうちウェブサーチよりもKnowledge Searchの方がCoverageが大きくなったたためにデフォルトに持って来たと思われる。

一方、英語の場合は全く逆の現象になる。ほとんどありとあらゆるコンテンツが英語で提供されているため、ウェブサーチすればかなりの確立で関連するページを見つけることが出来るのだ。つまり人に聞かなくてもサーチすれば出てくる。USでKnowledge Searchが流行らない理由はここにあると思う。

いずれにしてもLong Tailを大前提にして、様々なクエリーに対して答えを提示することがとにかく重要だ。

ヤフーでは

  • YSTでウェブサーチ結果を提供し
  • 人手によるカテゴリ集も調べることができ
  • 困ったときには知恵袋で聞くことも出来る
のだ。

# 商品を探したい場合はYahoo!商品検索もどうぞ!

-inoue

Posted by 井上 俊一 - Toshikazu Inoue on 8 月 26, 2005 at 07:41 午後 | Permalink

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コメント

検索結果がウェブ中心になると

 ・ 目的のサイトに迅速に移動できる日本のヤフー特有の長所が目立たない

 ・ 登録されていないサイトに誤ってアクセスする回数が増えるため安心して利用できない

ウェブ中心のヤフーを使いたいユーザーはベータ版が利用できるので選択肢を一つにして
ダイジェスト中心に使いたいユーザーの反感を買う必要はないと思います。

投稿: ゼロ | 2005/08/27 0:05:09

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