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2005年7 月26日 (火)

サーチのミッション・ビジョン(3)

さて、前回はPersonal サーチ、SharedサーチというものがWebサーチ、Verticalサーチの上に乗っかってきますよという話をした。

この場合のShareとは誰かというと、

  1. 自分の登録した仲間
  2. サービスを使っている皆
ということになる。(2.の場合には「皆に見せる」という設定が必要になる。)

ここで厳密に言うと、Sharedサーチのコミュニケーションというものはユーザーとユーザーの間で行われていることになる。つまり自分達が保存したページ、使用したタグなどを元にした「自分(達)だけのインデクス」が出来ることになる。

私は「サーチはコミュニケーションをサポートするツールである」という考えを持っているがその観点からすると、ページ作成者とユーザーの間のコミュニケーションという意味ではまだ何もなされていない。

もうひとつのShareがあって、それは自分がSharedサーチを利用していくと通常のWebサーチがどんどん自分用にパーソナライズされていき、ひいてはページ作成者と自分のコミュニケーションが円滑に出来るようになるという部分が必要になってくる。

まとめるとShareには二つある。

  1. ユーザーとユーザーの間のShare
  2. ユーザーとページ作成者の間のShare
Yahoo!Inc. の提供しているMyWebでは、1.の「ユーザーとユーザーの間のShare」しか提供できていない。

2.を達成するためにはMyWebとYSTの連携が不可欠になってくる。

このようなことが出来て始めてSharedサーチの有用性がより一般の方にアピールできるのではないだろうか。

-inoue

Posted by 井上 俊一 - Toshikazu Inoue on 7 月 26, 2005 at 08:45 午前 | Permalink | コメント (3) | トラックバック

2005年7 月 5日 (火)

eBayの成長が鈍化

日経産業新聞 2005年06月27日 に 「鈍る成長 消える輝き 米イーベイ」 という記事が出ていた。

いくつか引用する。

「一-三月期の増収率は三六%と二年前の三分の一程度。ヤフーやグーグルなどが軒並み五割を超える増収を記録する中では、伸び悩みは否めない。」
オークションはインターネットのサービスの中では非常に優秀なサービスだが、よくよく考えてみるとリアルの世界にも昔からオークションは存在していた。そういう意味では元々ある仕組みがインターネットを利用することによって爆発的に便利になった例だと思う。

「成長鈍化の要因は米国のオークション市場の成熟化だ。伸び率は一-二割程度にとどまる。目新しく映ったオークションもブームは一巡。いまや出品物の三割は売価をあらかじめ固定した商品だ。」
ところが、ここへ来てeBayの成長の鈍化が盛んに騒がれるようになった。ある意味この鈍化は自然なことだと思う。その点については以前にも触れている。

オークションには強烈なコミュニティーが形成され、モノを売り買いする以上に共通の趣味を持つもの同士の結びつきの場としての機能がある。一方で、ごく普通のものを普通に手に入れたい人はショッピングサイトで購入すればよい。普通の人々、あるいはその分野に特定の強い思い入れを持たないものを買う場合は、オークションの仕組みは少々面倒だ。

「切り札として紹介したのが中小の小売業者に照準をあてた「プロストアーズ」と呼ぶ新サービス。同社が培った物品の売買・決済の仕組みを使い物販サイトを運営するサービスを月額七㌦の利用料で提供する。技術知識を持たなくても、誰でもネット上に店舗を開けるようにするものだ。」
eBayがショッピングへ活路を見出すのはごくごく自然の成り行きだろう。
eBay の大きな買い物は、比較ショッピング大手の Shopping.com, 2005/06/3, iapan.internet.com
shopping.comの買収は第一弾に過ぎない。今後はオークションからショッピングへの流れが加速すると思われる。

-inoue

Posted by 井上 俊一 - Toshikazu Inoue on 7 月 5, 2005 at 09:35 午前 | Permalink | コメント (0) | トラックバック