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2004年3 月26日 (金)

OrkutとGoogleの統合

GoogleのCEOであるEric Schmidt氏が同社の実験サービスであるOrkutについて言及している。

グーグルCEO、ソーシャルネットワーク「Orkut」を利用した検索を提案, CNET Japan, 2004/3/23
GoogleのCEO(最高経営責任者)Eric Schimdtによると、検索大手の同社は、自社のエンジニアの1人が作り出したソーシャルネットワークサービスを、おそらく1年以内に自社の検索サービスに統合することになるという。 ...

Orkutのようなソーシャルネットワーキングサービスが盛んであるが、Schmidt氏がベータテストの段階でこのような発言をするにはそれなりの背景があるのだろう。ただ、今のところ外から見る限りどのように統合し、何でお金を儲けるのかがグレイだ。

理屈の上では、ソーシャルネットワークを使って情報を探したほうが、適切な情報が入手できることになる。情報を提供するのは結局は人であってマシンではないからだ。自動検索は、質は高いがまだ完全ではない。Schmidtは聴衆に向かい、最初に検索を実行したときに必ず答えが見つかるかどうかを尋ねたが、見つかると答えた人はいなかった。
確かにインターネットといえどもどこかで誰かが発信した情報を見ていることになるわけだから、「答えを知っているのは人間」というのは非常に正しい。しかし、Orkutのようなソーシャルネットワーキングと自動検索とを結びつけるところでひと工夫しないとインターネットらしさが活きてこない。基本的にシステムを組めば後は自動的にコンテンツが増える、あるいはアプリケーションが動くということが重要なポイントになってくる。いわばサービスが自動スケーラブルでないといけない。

オークション、ウェブサーチなどインターネットでキラーアプリケーションと言われるサービスは全てそのように出来ている。

それに対して、「人が答える」タイプのサービスは基本的にスケーラブルではない。例えばAllAboutのような仕組みはスケーラブルではない。誰かが中心にいるような仕組み、セントラライズドされたしくみではインターネットらしいアプリケーションとはいえないだろう。うまい仕組み作りがOrkutの将来を決めると思う。

-inoue

Posted by 井上 俊一 - Toshikazu Inoue on 3 月 26, 2004 at 11:08 午前 | Permalink

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