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2004年2 月 3日 (火)
GoogleではなくYahooを使う理由
以前のポスト(
Yahoo vs Google 戦争の勃発)で、「YahooとGoogleのシェアがUSと日本で違う」と述べた。関連してnaoyaさんの記事があったのでさらに補足したいと思う。
なぜGoogleではなく、Yahoo! JAPANか?, NDO::Weblog, 2004/2/3
...でまあ、国内のシェアはそんな具合だということは分かったのですが、では「なぜ日本人はYahoo!を使うのか」という所が気になります。そんなことを考えながらウェブを巡っていたら、とあるエントリを見かけました。...
私が思うにこれには大きく3つの理由があると思う。
- 知名度
インターネットバブルの牽引役、東証1部上場などその名はサイトを見たことがなくても知っている
- Yahoo! BB
インターネットに接続するにはプロバイダが欠かせないが、プロバイダでも369万回線の接続者を有する(2003年12月現在)。
- Yahoo! オークション
インターネットの超キラーアプリケーションであるオークションで圧倒的に1番の地位を築いている。オークションを使わない人はいないくらい(ちょっと言いすぎだが)浸透した。
USではどうだろうか?
1番目の知名度については、USでも似たような感覚だろう。インターネット創世記の代名詞であり、やはりバブルの牽引役だった。
2番目のインターネット接続については、私はUSのインターネット接続事情についてあまり詳しくないが、ナローバンドとケーブルの存在が無視できないだろう。国土の広さゆえかDSLの普及は日本ほどすすまず、地域のケーブル接続もしくはダイアルアップによるナローバンド接続をしているユーザーがいると思われる。
USではポータルとして、AOLがコンペティターになるくらいなのでナローバンドの存在は無視できない。この辺りは詳しい人に是非フォローしてもらいたい。ちなみにこのAOLの代わりになるのが、日本ではNiftyとBiglobeだろう。接続からポータルへの道を歩んでいる。
3番目のオークションだが、USではeBayという存在がいる。YahooはUSではオークションはうまくいかなかったのだ。オークションはインターネットの本質をついた超キラーアプリケーションであるため、オークションを持っているということは何をするにしても非常に強みになる。
USではYahooよりeBayの方が時価総額が高い。
Yahoo! Japanには全部ある
残念ながら、日本ではYahooは上記の全てを持っている。この状況で検索の時だけGoogleへ行くという行動をとらないことは理解できる。特に初心者ならなおさらそうだ。
本当のシフトはYahooがGoogleとの契約を切った時に始まる。Yahooを利用していてもGoogleの検索結果が得られないとなれば、自然とユーザーはGoogleへシフトしていくだろう。この動きは当然Yahooユーザーの中でも中級者以上から起こるが、それがどれくらいの人数となり、結果的にサーチのシェアがどうなるかというのは今のところ分からない。
USでは3月までにInktomiに切り替えると言っているので、日本ではその次の四半期(つまり6月まで)に起こるのではないかと予想しているのだが、さてどうなるだろうか?
-inoue
Posted by 井上 俊一 - Toshikazu Inoue on 2 月 3, 2004 at 01:45 午後 | Permalink
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