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2004年2 月13日 (金)

AdWords中国語インターフェースでも販売開始

AdWordsの購入が中国語のインターフェースでも可能になった。繁体簡体どちらも用意されている。

Google AdWords' Chinese Menu, InternetNews.com, 2004/2/11
Google expanded its AdWords paid search listings this week by unveiling a Chinese language interface and new payment options....
これまでにも英語のインターフェースを使って中国語の広告を出していた人などは多数いると思うが、やはりアジア語圏でビジネスをしようと思ったら、その国の言語を使った方が利用者が広まるのは目に見えている。

With the addition of the Chinese interfaces, AdWords can now be bought in 16 different languages and over 180 countries, the company said.
これで16言語、180ヶ国でAdWordsの利用が可能になったと言っている。

Googleのような、技術系の会社にとってはあらゆる言語で均質のサービスを提供することがキーになる。既に検索では多くの言語によるUIができている。UIの選択はこちらのページでできるようになっている。

Googleの強みは後発のハンデをものともしないシステム作り

AdWords事業で急速に成長を遂げているGoogleであるが、USではOvertureが先行していたため後発となる。後発であるハンデをカバーするために得意の技術力で全てのプロセスのシステム化に注力している。

AdWordsはクレジットカードさえあれば誰でも購入できるしレポートもしっかりとオンラインで提供されている。出稿者が規約へ違反していないかどうかの確認をしなければならないので、ある程度マニュアル作業が残るだろうが基本的には全てシステム化されている。

システム化による販売にはメリットがいろいろとある。

  • 営業マンに頼らずとも売れる(実際には営業マンは大手代理店向けには必要になるが、個人向けはシステムが合っている)
  • 少ない人数で運用できる(固定費削減)
  • スケーラビリティーがある(サーバーを増やすだけ)
  • 世界的に均質のサービスを提供できる(このあたりはアマゾンなども同様)
要は広告営業という人力に頼りがちなビジネスをシステム化によりハイマージンのビジネスにするとともに、インターネットの特徴を活かしていることになるのだ。

個人的にはこの形態はオークションと似ていると考えている。もちろん、CPCの価格設定によって順番が変わってくるのでそもそもオークションの仕組みが組み込まれているのだが、それを広告でやるとこうなるという例になっていると思う。

ご存知のようにUSで一番時価総額が高いインターネットの会社はeBayである。理由は簡単で、オークションというインターネットにベストマッチしたキラーアプリケーションでハイマージンのビジネスをしているからだ。ポータルとなるとそれ以外にも原価のかかるサービスをしなければならないため、オークションに特化しているeBayの時価総額、利益率が高いのは納得できる。

ひとつの考え方として、あらゆるビジネスをオークション的に持っていけないかどうかと考えることが成功のヒントになるような気がする。

考えてみれば、Googleはサーチエンジン自体も最後発であるし、広告についても後発である。後発のハンデを乗り越える技術力と本質にフォーカスする力は他にないものを持っていると思う。

-inoue

Posted by 井上 俊一 - Toshikazu Inoue on 2 月 13, 2004 at 12:50 午後 | Permalink

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