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2004年1 月23日 (金)

YahooからGoogleが落ちた時の効果

今週は月曜日から木曜日まで休みを頂いていたのでブログを更新できませんでした。楽しみにしてる方(ちょっとづつ増えててきて嬉しいです)、すいませんでした。

私が以前書いたポストの

Yahoo vs Google 戦争の勃発, エッセンシャル・サーチエンジン, 2004.1.15
...私がビデオリサーチのデータを元にまとめたところ、2003年12月時点での国内のサーチシェア(PVをベースに計算した)は以下のようになった。...

についてsatoruさんが以下のポストを書いてくれたので紹介しよう。
Google、AdWords広告の参照元シェア, SEO Root Directory, 2004.1.22
...で、ふと思い当たったのは、これはインプレッション(表示回数)ベースのシェアであり、本当のクリックスルーのシェアは違うのではないかという点です。以下、2003年12月時点で調査した、AdWords広告の参照元(referrer)上位10位のシェアです。...

私が計算したのはまさにインプレッションのシェアとなります。シンジケーション・ビジネスは陣取り合戦ですから、まずは陣地をどれだけとれたかを知るのが重要になります。

その次に出てくるのがパフォーマンスです。どんなに陣地をとっても「パフォーマンス=クリックレート」が悪ければビジネスとして意味がなくなります。しかしパフォーマンスはキーワードや紹介文、広告主の業界、掲載サイト(メディア)の特性などによってかなり変化があるため、パフォーマンスのシェアというデータを作ることは出来ません。

satoruさんが調べてくれた「AdWords広告の参照元(referrer)上位10位のシェア」というのはECJapanが購入してるAdWordsのパフォーマンスのことだと思います。これは広告主の視点で書かれているので非常に興味深いです。

Googleにとっての減収がどの程度になるのかは推測の域を出ませんが、少なくともAdWords利用者(広告主)にとっては、Yahoo!の検索結果にAdWords広告が表示されなくなった場合、それまでAdWords経由で得られていたトラフィックの62%程度が失われてしまう可能性は高いと言えるでしょう。
確かに広告主はトラフィックの誘導が激減してしまうことになります。ビジネスのプロモーションをAdWordsで行っている広告主にとってトラフィック誘導の減少は即売上減になりますので、とても心配なところでしょう。

広告主からするとGoogleとOvertureでは性質が違うため単に同じ金額をOvertureに使えば良いということにはならないと思います。頭が痛いのは非常に良く分かります。

ユーザーの反応次第

YahooからGoogleのウェブサーチがなくなったらユーザーはどのような反応を示すでしょうか?Yahooが提供しているウェブサーチがGoogleのものであると知った上で使っている人はこれを機にGoogleを使うようになるでしょう。

ウェブサーチとカテゴリサーチの区別がつかないような初心者はそのままYahooを使い続けるでしょう。

つまり、YahooがGoogleとの契約を解消した後で再びサーチのシェアを調べることによりYahooというサイトを使っている人々の特性がなんとなくですが分かると思います。これは非常に面白い貴重なデータになると思います。なんだか100年に一度の皆既日食や流星群を見るような感じですね:)

当然、Googleは「陣地が減る=売上減」ですから、陣地強化を行う策を次々と打ってくるでしょう。これもまたどうなるか楽しみな部分です。

-inoue

Posted by 井上 俊一 - Toshikazu Inoue on 1 月 23, 2004 at 08:18 午後 | Permalink

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