« Overtureのコンテンツターゲット・アド | メイン | エンジニアのキャリアパス »

2004年1 月 9日 (金)

検索結果の視覚化がはやり?

ちまたでは検索結果を視覚化するツール類や自動カテゴライゼーションなどをのサービスを付加したサイトが話題のようだ。

『グーグル』を超える新たな検索ツール, Hotwired, 2004/1/4
...検索結果をすばやく分類し、各カテゴリーをクリックしてさらに検索対象を絞り込める検索エンジン、『ビビジモ』を提供する米ビビジモ社(ペンシルベニア州ピッツバーグ)の創立者のひとり、ラウル・バルデス=ペレス社長は、「われわれは、情報の検索というどちらかと言えば味気ないプロセスに活気を与える」と話す。...
これは以前から、Fast, Teoma, 古くはNothernLightなどがやっている手法だ。Fastではダイナミック・ドリルダウンと呼んでいるナビゲーションだ。検索結果をカテゴリに分類し次の選択をしやすくする仕組みである。別に新しくないが、何かクオリティーが劇的に向上したのだろうか?今さらという感が強い。

ダウンロード可能なプログラム『グロッカー』も同様のプロセスを活用し、単に検索結果をカテゴリー別に分類するだけでなく、全体を見渡せるようなかたちで検索結果を「地図化」する。各カテゴリーが色分けした円で示され、それぞれの円の中にはサブカテゴリーを示す小さな円が現れる。これをクリックすればさらに目的を絞った検索ができる仕組みだ。
これはまだ使い込んでいないので、あまり深いコメントは出来ないのだが、検索結果そのものはメタサーチであるのでやはり各社のインデクスに入っていないものは出てこない。見せ方は副次的な要素だということはもうGoogleが5年前に証明しているが、やはり見た目にクールなものを作りたい人々がいることは理解できる。

本当にやるべきことは何だ

個人的には視覚化やナビゲーションより、もっとやることがあると思う。

  • ユーザーのフィードバックを反映させる仕組み
  • ブログを効率よく検索できるサーチエンジン
  • 特に日本を網羅したショッピング・サーチエンジン
これまでの私の記事でちょくちょく書いていたことばかりだ。

1番目のユーザーのフィードバックを反映させる仕組みは必ず必要になると思う。これはサーチエンジンが出来てから、ずっとテーマであったと思う。現在のGoogle Toolebarには、スマイリーがついていて「このページに投票します」と「このページに反対投票します」というボタンになっている。これがGoogleの検索結果にどのように反映されているのか定かではないが、ユーザーのフィードバックを利用するというアイディアを持っている証拠になるだろう。

ブログについてはまだ勃興期であるので、求めるものにたどり着く洗練された道筋がないのが現状だ。RSSの仕組み上集めるのは簡単だが、どうやって検索するのか、何を上に持ってくるのかという点では、まだ利用できるようなブログサーチがない。このあたりは当然Googleの範疇に入ってくるだろう。

ショッピングサーチは、本当に必要性を感じる。とにかく何をどこで売っているか分からない。これは売り手側の意識改革も必要になるし、ショッピングサーチを開発する側の努力も必要になる。ちょっとマイナーな商品になるとすぐにウェブで買えなくなってしまうのは、まだまだ底が浅いなぁという印象を受ける。

P.S. 新年の誓いとして「平日は毎日ブログを書く」という目標を立てたが、お題が決まっているのでネタがない日もある。そんな時には、サーチエンジンそのものだけでなく、ちょっと周辺のIT業界ネタになるかも知れないが、がんばって書くので楽しみにしてください。

-inoue

Posted by 井上 俊一 - Toshikazu Inoue on 1 月 9, 2004 at 07:20 午後 | Permalink

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://www.typepad.com/services/trackback/6a00d83420516553ef00e5506ef37b8833

Listed below are links to weblogs that reference 検索結果の視覚化がはやり?:

» �����֥�����󥸥���̤����õ�������ƥ� from NDO::Weblog
���å��󥷥��롦���������󥸥�: �������̤λ��в����Ϥ��ꡩ�֥��ˤĤ��ƤϤޤ��ֶ����Ǥ����Τǡ����������Τˤ��ɤ��夯�������줿ƻ�ڤ��ʤ��Τ���������RSS�λ��Ȥ߾彸�����Τϴ�ñ�������ɤ����äƸ�����Τ����������˻��äƤ����Τ��Ȥ������Ǥϡ��ޤ����Ѥ... [続きを読む]

トラックバック送信日 2004/01/09 22:12:06

» vivisimoをもうちょっと使ってみる (2004/01/10) from きままな写真雑記
"vivisimo"についての前回の記事について、garage CRESTのTSKさんからコメントを頂いて教えてもらったのですが、それらのことについて、ちょっと試してみました。 (試したことは下のキャプ��... [続きを読む]

トラックバック送信日 2004/01/10 16:18:25

» 育てる検索エンジン from 物-録.網/mono-log.net
「この人はたくさん面白い記事を書いているから、将来に渡って面白い記事が発信されるだろう」 naoyaさん(NDO::Weblog) 「ウェブログのサイトをブックマークする」という行為に対するna... [続きを読む]

トラックバック送信日 2004/01/12 16:24:17

» grokker2,Vivisimoと3Dウェブ from it
引き続き,検索ツールを試した報告. ☆Vivisimo http://vivisimo.com/ ☆grokker2 http://www.groxis.com/service/grok/ Vivisimoは,カテゴリーが表示される点が特徴. grokker2は,カテゴリーごとにビジュアル化... [続きを読む]

トラックバック送信日 2004/01/12 21:58:41

コメント

EUCのトラックバックはうまく処理できないようです。typepadに改善要求を出しています。とりあえずそのままにしておきますが、直ったときにはもう一度トラックバックをお願いします。

-inoue

投稿: inoue | 2004/01/10 1:06:59

昔、Excite USでExcite ExtremeというサービスをIntelと共同でやっていたことを思い出しました。懐かしいです。日本の人は全く知らないと思いますが、検索結果が3Dで表示されるのです。立体的なドーナツ状のわっかに1件目から10件まで表示されて5件目が見たい場合には、グルーッと横にドーナツを回すんです。

11件目から20件目は遠くの方に別のドーナツがいて、そいつを見たい場合には手前に引き寄せる。

インテルの早いCPUでないと動きませんよ、という重いサービスでした:)

検索結果はテキスト表示の場合と全く変わらないので、意味がなかったです:)懐かしい。

-inoue

投稿: inoue | 2004/01/10 9:13:57

コメントを投稿