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2004年1 月 8日 (木)

Overtureのコンテンツターゲット・アド

Overtureのコンテンツターゲット・アドはサーチとは別の入札にするようだ。

Overture Will Separate Bidding for Contextual Listings, DMNews, 2004/1/6
Yahoo's Overture Services later this month plans to let advertisers bid for contextual listings separately from search listings. ...
コンテンツターゲット・アドは一般にサーチのスポンサーリスティングほどパフォーマンスがよくないため、広告主からの苦情が多く別の入札にすることに決めたようだ。

"The idea is that it will give advertisers greater control of their spend and their return on investment," Overture spokeswoman Gaude Paez said.
実際に広告主の立場を考えるとこれは歓迎される措置であると思う。サーチは非常にパフォーマンスの高い広告だが、それはサーチというサービスの本質を考えればおのずと理解できる。

サーチではユーザーは何かを探しており、関連のありそうなサイトへジャンプするつもりでいる。気持ちのモードがそもそも別のサイトへ行くモードになっているのだ。

一方でコンテンツは「読み物」として価値がある。そこからどこかへ行くのではなく、そこが目的地なのだ。なのでユーザーは広告を見てすぐにクリックする気持ちは持っていない。気持ちのモードがサーチの場合と全く違う。

Googleでは一緒

これでOvertureはGoogleとは差別化を行ったことになる。GoogleではAdWordsとAdSenseは同じCPCの金額が適用される。しかし、広告主はAdSenseにも掲載するか、しないかを選択できるようになっている。

Googleはおそらく出来るだけシンプルにシステムを保ちたかった(広告主が理解しやすいように)ことと、CPCというビジネスモデル上クリックされなければ料金が発生しないため、パフォーマンスの違いは問題ないと思ったのだろう。

だが、この記事で書いてある通り

"Every single media buy has different goals, different protocols and different success rates," said Lance Podell, president of Kanoodle's contextual advertising unit. "They need to be measured accurately and separately."
という意見には私も同感だ。やはりサーチと明らかにコンテンツは別物だ。

Googleが今後Overtureに追随するかどうかは不明だが、しばらくは現行のまま、つまりAdWordsとAdSenseで同一CPCでの入札になると思う。

若干出遅れたが、私もこのサイトでAdSenseの掲載を始めた。Googleはページのトップでの掲載を薦めているが、私はユーザーは記事を読みに来たのであるから、「他サイトへのジャンプ=広告のクリック」は記事を読み終わってからになると考えている。そこで私のサイトでは記事の下にAdSenseを掲載することにした。

私もコンテツターゲティングに関してはまだこれから経験を積む分野であるので日々学習であるが、今はそのように考えている。

-inoue

Posted by 井上 俊一 - Toshikazu Inoue on 1 月 8, 2004 at 11:50 午後 | Permalink

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Listed below are links to weblogs that reference Overtureのコンテンツターゲット・アド:

コメント

ぼくも年末年始に少し実験しましたが、上よりも下で正解だと思います。

ネタフルの場合、アクセスの多くは検索エンジンからで、

ターゲットを検索 → ネタフルの記事に到達 → 記事を読んでAdSenseをクリック

という流れなんですが、この場合も気持ちのモードとしては「何かを探している」が連続しているように思うんですが、いかがでしょうか。毎日巡回してくれるような人たちは、AdSenseの存在自体を自分で目かくしてしまうと思いますので。

これまた年末年始に分かったことなんですが、ほとんど更新がない時期は、更新している普段よりもクリック率がかなり向上していました。

投稿: コグレマサト | 2004/01/09 10:20:23

それこそまさに

"Every single media buy has different goals, different protocols and different success rates,"

だと思いますよ。ネタフルさんと私のブログでは違うし、他のサイトも違うでしょう。

毎日巡回するような人は目隠しするというご意見は正しいと思います。ただ、サーチエンジンからたくさん来てくれるなら、一見さんも多いと思いますので、一見さんは結構AdSenseをクリックしてくれるのではないでしょうか?

私のブログにもサーチエンジンから来てくれる人、ブックマークから来てくれると思われる人、hatenaから来る人、など色々います。

私のゴールは広告収入ではなく、自分の意見を発信し、業界の活性化を図ることですから、しっかり記事を読んでくれれば良いです:)

投稿: inoue | 2004/01/09 12:49:35

ご返事どうもありがとうございます。

>ただ、サーチエンジンからたくさん来てくれるなら、一見さんも多いと思いますので、一見さんは結構AdSenseをクリックしてくれるのではないでしょうか?

この部分は、

>ほとんど更新がない時期は、更新している普段よりもクリック率がかなり向上していました。

ということで、正にその通りでした。

つまり、ルーティンの訪問者はほとんどなく、検索エンジンからダイレクトに来る人ばかりだとクリック率は高いということです。一見さんはトップページではなく、ほとんど個別エントリーを訪れ、そのまま去っていきます。残念ではありますが、一訪問あたりの閲覧数は約2ページです。探したい情報しか見ていないという、実に当たり前の行動です。

>私のゴールは広告収入ではなく、自分の意見を発信し、業界の活性化を図ることですから、しっかり記事を読んでくれれば良いです:)

いつも楽しく、しっかり拝見させて頂いてます;-)
これからも期待しています。

投稿: コグレマサト | 2004/01/09 13:33:14

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