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2003年12 月 9日 (火)
GoogleがAdSenseを日本でも開始
GoogleがついにAdSenseを日本でも開始することになった。グーグル、サイトにテキスト広告を表示する「AdSense」を日本で開始 Internet Watch, 2003/12/4AdSenseとはコンテンツ・ターゲティング・アドと呼ばれる広告である。 Googleは現在検索でAdWordsという広告を提供しているが、検索ではユーザーの入力したキーワードにターゲティングして広告を出せばよかった。しかし、コンテンツではそう簡単にはいかない。 まずあらかじめそのページのコンテンツを取得し(クロールし)、そのページの中身をあらわすキーワードを抽出しておかねばならない。キーワードを抽出した後は従来のAdWordsと同様にテキスト広告を表示するのだ。課金のモデルはAdWordsと同じくCPC(Cost Per Click)ベースであり、クリックされなければ料金は発生しない。 インターネットのコンテンツは宝の山、それとも... 以前も書いたとおり、インターネット上にはたくさんのページがある。そのうちの一つとして検索というサービスがあるが、全体から見たら検索のトラフィックよりその他のページのトラフィックの方が圧倒的に多い。 Googleは一日に2億回の検索リクエストを処理するというが、それはインターネット全体からみたら極一部だ。正確な数字は不明だが、ビデオリサーチ等の統計情報を見ても検索のトラフィックは一部でありその他が圧倒的に多いことが良く分かる。 それらの中には辞書や翻訳や地図のようないわゆるアプリケーションもあり、個人ユーザーのホームページあり、ニュースや読み物系のコンテンツあり実に多種多様なページがある。インターネットが広告モデルで発展してきた歴史と照らし合わせてみると、広告が出ているページは一部でありその他のページには全く広告が出ていないか、出ていても非常に価値の低い(お金にならない)広告かのいずれかである。 しかし、どんなページにも作者の言いたいことがありそのコンセプトが抽出できれば、理論上はターゲティングされた広告を配信できるはずだ。もちろん全てのページをターゲティングとまでは行かなくても、この手付かずの在庫(インターネット広告では広告配信できるPVのことを在庫という)に目を付けたのだ。この誰もなし得なかったチャレンジに挑もうとしてGoogleがはじめたサービスがAdSenseである。 Googleはコンテンツのページを宝の山に変えようとしているのだ。 AdWordsで獲得したクライアントこそが財産 冷静に考えてみるとコンテンツのページにターゲティングしようという挑戦は無謀に見える。それはコンテンツ・ターゲティングという技術よりむしろ営業サイドにある。 AdWordsが好調な理由は販売経路の拡大にあると思う。これまでインターネットに広告を出すには広告代理店経由か直接メディアサイトに申し込むかの二つに一つであった。それが、AdWordsの登場によりクレジットカードを使えば誰でも簡単に低い予算でテキスト広告を買えるようになった。しかもGoogleで買えば、エキサイト、Yahoo、Biglobe、Niftyなどのパートナーサイトでも露出できるのだ。 このような販売チャネルの多様化の仕組みなしにコンテンツ・ターゲティングだけ実現されても、広告は売れないであろう。代理店、メディアサイトともにそこまできめの細かい広告を売っていられないのだ。ビジネスとしてスケールしない。微小の売上であっても同様のワークロードがかかってしまうから、相手にされないのだ。 AdWordsにより広告出稿がシステム化されたことによりはじめて可能になったビジネスである。この仕組みこそがまさにオークションやフレンズと同様に「仕組みさえ用意すれば中身は自動的に埋まっていく」というインターネットならではの本質的なサービスなのだ。 ターゲティングできるような良質なコンテンツはまだまだ少ないのかもしれないが、逆にAdSenseのような仕組みが出来ることによりBlog等のパーソナルジャーナリズムに拍車がかかると思う。 良質なコンテンツを書けば、適切な広告が配信され、ページ作成者が何らかの収入を得る手段となるからである。Blog文化とAdSenseのマッチングは新しいウェブ文化の流れと見ることが出来る。私もその役割の一端を担って行きたいと思う。 -inoue
グーグルは4日、Webサイトのコンテンツに適合したテキスト広告を配信してクリック数に応じた広告料を支払うサービス「AdSense」を12月中に日本で開始すると発表した。当初はリクルート・アバウトドットコム・ジャパンが運営するAll About JapanとインプレスのImpress Watchに配信する。...
Posted by 井上 俊一 - Toshikazu Inoue on 12 月 9, 2003 at 01:45 午後 | Permalink
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Google AdSense(グーグル・アドセンス)がついに日本でも公開された。 Googleで検索すると右上に文字広告がいくつか表示されるが、あれを「AdWords(アドワーズ)」という。これを一般のサ��... [続きを読む]
トラックバック送信日 2003/12/22 19:43:27
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このサイトにも貼っているAdSenseですが、あちこちで「公共広告」になっている... [続きを読む]
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コメント
はじめまして、コグレと申します。
>Blog文化とAdSenseのマッチングは新しいウェブ文化の流れと見ることが出来る。
同感です。早い時期にgoogleがbloggerを買収していたのは、こういうことも考えていたのかなぁ、なんて思ったりもしました。
個人サイト向けにAsSenseが公開されるのを待ち望んでいる一人ですが、真剣にAdSenseを活用しようと思ったら、テーマをもってエントリーを作成するという作文技術がより重要になりそうですね。
投稿: コグレマサト | 2003/12/11 13:18:44
コグレさん、コメントありがとうございます。
>同感です。早い時期にgoogleがbloggerを買収していたのは、こ
>ういうことも考えていたのかなぁ、なんて思ったりもしました
LarryとSergeyでバシバシ決めるみたいです。インターネットにとって本質的でかつ「情報提供」という枠から外れないものがGoogleのターゲットだと聞いています。
>真剣にAdSenseを活用しようと思ったら、テーマをもってエン
>トリーを作成するという作文技術がより重要になりそうですね
まさにそのとおり、身をもって取り組んでおります:)
投稿: inoue | 2003/12/11 15:49:29
いよいよ開始されましたね!
早速、申し込んできました。
投稿: コグレマサト | 2003/12/19 19:20:25
私もその日に申し込みました!どうなるか楽しみ。記事にも書きましたのでそちらも見てください。
-inoue
投稿: inoue | 2003/12/22 17:09:31